2006年11月26日

二十一世紀に生きる君たちへ

「子どもは何をしなくてはならないのか?」

「人は何のために生きるのか?」

歴史小説家 司馬遼太郎

「二十一世紀に生きる君たちへ」

二十一世紀に生きる君たちへ

司馬遼太郎が子どもたちのために書いた、たった一冊の本だそうです。

小学校の高学年向けに書いてあるので

とても優しい言葉で、理解しやすいように書かれていましたが、

とても深い内容でした。

子どもだけじゃなく、大人が読んでも感動します。

私は三回読んで、三回感動しました。

ちょっとだけ抜粋。

「君たちは、いつの時代でもそうであったように、自己を確立せねばならない。
― 自分に厳しく、相手にはやさしく。
という自己を。
そして、すなおでかしこい自己を。」

「『いたわり』
 『他人の痛みを感じること』
 『やさしさ』
 みな似たような言葉である。
 この三つの言葉は、もともと一つの根から出ているのである。
 根といっても、本能ではない。
だから、私たちは訓練をしてそれを身につけねばならないのである。」

他にも良いことが、もっともっとたくさん書いてありました。


自己中心的な人

他人に優しくすることができない人

そんな人たちが増えてきていると感じます。

子どもの教育=子育ての大切さを感じます。

ぜひ読んでみてください。




Posted by 琉球シーカヤック at 21:47│Comments(0)好きな本。
 
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